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第110話 3人との噂話

last update Date de publication: 2025-08-05 22:00:08

「そう言えば、さっき学生食堂でノリーンとか言うメガネの女子生徒がまたベルナルド王子にまとわりついていたよな?」

オーランドの話にアークが頷く。

「ああ。それでベルナルド王子に命じられて俺たちが追い払ったんだよ。全くしつこい女だよ。俺から言わせれば、あんな王子のどこがいいんだか、気が知れないぜ」

「俺だってそう思うさ。まぁ、相手が王子だからその地位に惚れて付きまとっている可能性もあるがな」

「成程、そうなのね……」

納得して頷く。それにしても彼らは分っているのだろうか? 仮にも王子に仕える身でありながら、言いたい放題言っている。こんなことが王子の耳に入ったら不敬罪に問われるのではないだろうか?

「そういや、あの女……俺たちのことをすごい目で睨みつけていたな。仕返ししてやるとか何とか言ってたけど……訳が分からん」

首を傾げるオーランド。

「そう、それよ! その仕返しがさっきの私に対する口説きよ」

「はぁ? 何だよ、それは……」

「ああ、そう言えばオーランド、お前さっきユリアを口説いていたよな? まさかあれが仕返しなのか?」

アークが尋ねてきた。

「ええ。ノリーンはオーランド王子の腰巾着で
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